突然ですが『夜光性アミューズ』と言うアイドルを知っていますか？

この記事は、ある日突然『夜光性アミューズ』通称『よるあみ』に気付いてしまった人間が、よるあみについて語りたいのに友達がいないのでここで語ってしまおうと勢いで書いた記事です。

まず初めにご説明させて頂きたいのですが、私はアイドルオタクではありません。2次元のアイドルなら多少分かるのですが、3次元のアイドルはほとんどさっぱり、テレビに出るような有名なグループなら名前は知っているというレベルの人間です。

そんな私でしたが、ある日同じ店で働くスタッフに「可愛い子がいるんですけど知ってますか？」と見せてもらったのが「白空こあい」ちゃんでした。

なるほどかわいい、と思いながら調べるとその「こあいちゃん」が「夜光性アミューズ」というグループに所属していることを知り、軽い気持ちで「エキゾチックテレパシー」のMVを見たんです。

なにこれ、すごくかわいい。

衝撃が走りました。これが一目ぼれ、いや一聞きぼれというものなんですね。

キャッチ―なメロディに令和ならではのSNS世代の共感を呼ぶ歌詞、本人が出ていないイラストだけのかわいいMV。

古い人間なのでアイドルってもっとこう、恋愛とか、友情とか、青春とかなんか知らんけどそんな感じの歌を歌うものだと思ってたんです。それなのにこんなにもあけすけに「いいねが欲しいのです」とか「バズりたい！」って言っちゃうんだ…。

MVもアイドル本人が踊ったりなんか制服着て校舎でキャッキャしてるのがスタンダードだと思ってたのに、本人は出ずにイラストだけなんだ…。今どきのアーティストにそういうMVを作る方が多いのは知ってたけど、見た目も魅力のひとつのはずのアイドルでもそれをやっていいんだ、と価値観をまるっとひっくり返されました。

その後からは転げ落ちるようによるあみの関連動画やSNSを漁りまくる日々が始ったのです。これが数日前の話です。

（画像引用元：https://twitter.com/Yoruamiofficial/status/1375024841938460675?s=20）

そもそも夜光性アミューズを知らない方もいらっしゃるかと思いますので、改めて夜行性アミューズについてご説明します。

夜光性アミューズは、「悲撃のヒロイン症候群」が所属する事務所の新グループとして2021年4月にデビューしたばかりのアイドルグループ。元アイドルとYouTuberで構成された5人組グループです。

YouTubeやTikTokの総フォロワー数は200万を超えるそうで、私が知らなかっただけで元々個人でも活躍していた子たちが集まって出来ているグループらしいです。すごい、アベンジャーズだ。

愛称は“よるあみ”でキャッチコピーは“夜に煌めくテーマパーク　眠れぬアナタをご招待”。

キービジュアルと合わせてわくわくきらきらするようなキャッチコピー、好きです。

ここからは各メンバーを紹介していきます！

（画像引用元：https://www.yakousei-amuse.jp/pages/4738525/biography）

「よそ見したらゲームオーバー！しゅっばーん！」

水色担当のみぽちゃんです。

YouTubeチャンネルの登録者数は11万人を超え、TikTokやTwitterにも多数のフォロワーがいます。ファッションやルーティン動画をたくさん投稿していて等身大の女の子！って感じがとてもかわいい…。ふわふわとした雰囲気に意外性のある低めの歌声がたまりません。夜光性アミューズというグループ名はみぽちゃん考案です。

（画像引用元：https://www.yakousei-amuse.jp/pages/4738525/biography）

「こわくないよ大丈夫っ！」

白色担当の白空（はくう）こあいちゃんです。

私がよるあみを知るきっかけになったこあいちゃん。見た目の天使さもさることながら、特に素晴らしいのはその歌声！一度聞いたら忘れられないような甘い声で、その歌声はライブでも健在。踊っているのに全然ブレない奇跡の歌声です。こあいちゃんの歌ってみた動画の中毒性に溺れて欲しい。

（画像引用元：https://www.yakousei-amuse.jp/pages/4738525/biography）

「怒ってないで、ふてこやで」

紫色担当ふてこちゃんです。

チャンネル登録者数27万人を超えるYouTuberで恋愛相談やメイク動画など、そんなことまで話しちゃっていいの⁉と思っちゃうような動画もたくさんあります。が、ふてこちゃんの魅力は何といってもダンス！特にN.P.Cのソロダンスパートはアイドルらしからぬ振り付けで必見です。

（画像引用元：https://www.yakousei-amuse.jp/pages/4738525/biography）

「一家に一台末っ子愛嬌モンスター！」

赤色担当りなちーです。炎谷は“ぬくたに”と読みます。

元NMB48という経歴があり、安定したパフォーマンスを見せてくれます。キレッキレで踊っているのにすごい笑顔なんです。そしてめちゃくちゃスタイルが良い…顔が私の握りこぶしくらいしか無い気がする。ひなこちゃんのグッバイ宣言踊ってみたの後ろで一緒に踊っているのがめちゃくちゃかわいい。

（画像引用元：https://www.yakousei-amuse.jp/pages/4738525/biography）

「しぬまですきして？」

ピンク色担当ひなこちゃんです。

ASMRや歌ってみたで人気のYouTuber。お姫様のような見た目とは裏腹に、MCパートではトークを回し、ライブではかっこいい！と言いたくなるような歌声を披露してくれることもあります。淡々とタコの踊り食いをするASMR動画を見たときの衝撃は一生忘れません。タコのぬめり取りの手際の良さがすごい。

（画像引用元：https://twitter.com/Yoruamiofficial/status/1375024841938460675?s=20）

よるあみにはYouTuberとして活躍している子が3人います。みぽちゃん、ふてこちゃん、ひなこちゃん。アイドルになったから、と言ってYouTuberをやめたわけではなく、アイドルとしてもYouTuberとしても頑張っています。

3人はデビューライブの舞台裏も自分たちで撮影して編集してそれをファンに届けてくれています。たぶんきっと普通のアイドルだと見れない動画です。運営が舞台裏を撮影するんじゃなくて、自分たちで全部やる。だからこそ見れるよるあみの舞台裏がそこにありました。

また、最近ではアイドル活動についてたくさんお話してくれています。“「アイドル向いてない」って言われた”“SNSの反応が少ないと不安になる”なんてきっと普通のアイドルはファンには言わないと思います。でもよるあみはそれが普通なんです。不安もあるけどそれでも前を向いて頑張る、アイドルだって全力でやる、そんな姿に心を打たれました。

キービジュアルやライブ映像を見てもらえると分かるのですが、よるあみの衣装ってみんな雰囲気が違うんですよね。一応それぞれに、メリーゴーランド、イースター、サーカス、ジェットコースター、観覧車、というテーマはあるのですが、フリフリだったりダンサブルだったり、色もふんわりしてる子もいればパキッとしている子もいる。この子とこの子は近いかなって思っても5人そろって見るととても同じグループには思えないような衣装構成なんです。

パフォーマンスについても、飛びぬけてダンスが得意だったり、とても甘い声の子がいると思ったら低い声の子もいて、すっごくバラバラで統一性はありません。それなのに5人そろうと何故かちゃんとひとつのグループとしてまとまっているんです。

本当に不思議で、こんなにも個性豊かな5人なのに、全員揃うと個性が生きたままひとつの「夜光性アミューズ」というグループになるんです。奇跡のバランスです。

よるあみは4月にデビューしたばかりのまだまだ新人グループです。正直なところ、デビュー前のN.P.C練習動画やデビューライブの映像を見ると完璧なパフォーマンスとは言えないと思います。

ですが、今イベントにたくさん参加して経験値をどんどん集めてレベルアップしている最中なんです。その成長の早さには目を見張るものがあります。ふてこちゃんの舞台裏動画でも、デビューライブのリハと名古屋の遠征ライブのリハでは声の伸びが違っているのが分かります。

たぶんきっと、今よるあみに気付けている人はラッキーだと思います。こんなにも急成長中のアイドルをリアルタイムで追いかけられる、YouTubeで舞台裏だって見せてくれる、そんな機会って貴重だと思うんです。だから今よるあみに出会えた私もすごくラッキーです。

ここまでよるあみについて書いてきましたが、正直なところ私もまだまだよるあみの魅力を全て知っているわけではありません。

YouTuber3人のアイドルを始める前の動画を全部見れたわけでもないし、配信ライブは見たけれど現場に行ったことだってありません。グッズもまだ何も持っていない。チェキだって欲しい…。

それでもこんなにも誰かを、アイドルを、よるあみを応援したい！と思ってしまったんです。きっとよるあみはこれからどんどん成長してたくさんの人に知って貰って、もしかすると私の手の届かないところまで飛んで行っちゃうのかもしれません。

手の届かないところに行っちゃうのは嫌だけれど、そうなって欲しいんです。だからこの記事を書きました。この記事を読んでよるあみに気付いてくれた人がどれくらいいるかは分からないし、影響力なんてこれっぽちも無いのかもしれない。

それでも私は、私がよるあみに気付いたみたいに、世界によるあみに気付いて欲しいのです。